2011年製作のアメリカ映画。殺人鬼クロムスカルが大暴れする「LAID TO REST」の続編だ。
ストーリー
1作目のラストで顔面が溶解し死んだはずのクロムスカルが自ら率いる殺人結社の部下に助け出されるところから物語は始まる。
最先端の医療技術で顔面の修復を行い復活間近のクロムスカルだが、側近の部下がボスの座を乗っ取ろうと陰で暗躍する。
しかしこの男完全復活したクロムスカルにあっさりと殺されてしまうのだ。益々ストーリーは迷走して行き意味不明な展開に・・・。
レビュー
上記の通り2作目はクロムスカルが実は殺人結社のボスで側近の部下がやたらと表に出てくるどうでもいいシナリオが新機軸として織り込まれている。ストーリーは退屈で演出も切れがなくはっきり言ってしまえば失敗作だ。
評価できるのは1点のみ、残酷でぶっ飛んだ殺害方法の数々だ。その残酷さは全く持って容赦がなく血みどろのグロシーンが炸裂する。美人女刑事の口をハサミ状の仕掛けで切り裂くシーンや部下の首をチョン斬るシーンなど見所は多い。
残念ながら国内版ソフトは未発売だが、輸入版BDやDVDが手に入る環境のスプラッター・ホラーマニアなら試しに購入して斬新で目を見張る残酷描写の数々を堪能して欲しい。また順番としては1作目を先に鑑賞することをお勧めする。
https://tenebrae82.blogspot.com/2015/05/laid-to-rest.htmlLAID TO REST 2