2012年製作のアメリカ映画。これこそアルバトロス系超脱力C級ホラーと呼べる珍品映画だ。
ストーリー
敗戦色濃厚になったナチスの悪名高きメンゲレ博士がヒトラー総統の脳を持ってドイツを脱出し南極に辿り着く。なんと彼はその南極の地下に現代までの数十年をかけて地下第三帝国を建造していたのだ。
何故かアメリカ南極基地の研究者達が地下の帝国に迷い込み総統復活の手伝いをさせられる破目になる。ここではナチス兵達が身体のパーツを別の人間から切り取り取り付けて生き延びていた。
ついに総統復活の時がやって来るが想像を絶するその姿とは・・・。
レビュー
CGを多用しているがあまりのチープさに気が遠くなりそうだった。これは昔の東宝怪獣映画の手書きバックのレベルと差が無い。
グロ系の特殊メイクはまあまあと言った感じだが武器などの小道具は低予算丸出しでトイガンにガラクタを取り付けただけの代物だ。
出ているのは無名役者ばかりだし女優もブスで花がないという有様だが「スターシップ・トルーパーズ」でリコの親友役を演じたジェイク・ビジーが研究者のトップ役で出ている。
復活した総統は身体がロボットの殺戮マシーンになっていてこの設定と描写はかなり笑える。この総統ロボの登場で起死回生逆転ホームラン的痛快さで最後を締めくくれたと言えるだろう。
ハイル!ロボ総統。
https://tenebrae82.blogspot.com/2015/01/blog-post_20.htmlナチス・イン・センター・オブ・ジ・アース