2012年製作のスペイン映画。POVのはしりとなった「REC」シリーズの3作目だ。
ストーリー
コルドとクララの結婚披露宴の会場でコルドの叔父が突如「感染者」に変身し参列者を襲う。「感染者」に襲われた人間は次々とゾンビ化し会場は阿鼻叫喚の地獄に。
コルドとクララは会場から逃げる途中で離れ離れとなり懸命に互いを探すのだが、やっと出会えた二人を待ち受けていた運命は残酷なものだった。
レビュー
舞台が前2作のアパートとは違うので別の話としてこの作品から見てもそれ程問題は無さそうだ。ただし1作目、2作目を観ていていないと分かり難い約束事があり余裕のある方は1→2→3の順番で観た方が良いかも知れない。
この作品の一押しは新婦役のレティシア・ドレラの魅力だ。この美女が後半は戦士となりチェーンソーを振り回してゾンビを真っ二つにするから堪らない。おまけにウエディングドレスの裾をぶった切り綺麗な足も露わにゾンビを蹴り倒すのだ。
最後に二人はめでたく再会するのだが不覚にも新婦が感染してしまい想像を超えた悲惨な結末を迎える。悲惨過ぎてしばらくは呆然とするだろう。しかし今のところ外れの無いこのシリーズ、次回作「REC4」が楽しみだ。
https://tenebrae82.blogspot.com/2015/01/blog-post_30.htmlREC3 ジェネシス