2015-02-07

デッド・メアリー 鮮血浴


2006年製作のアメリカ映画。ストーリーは「死霊のはらわた」の二番煎じ的なもので特に評価すべき点はない残念作だ。

ストーリー
男3人女4人のグループが湖畔の古いコテージに集まり毎年恒例の同窓会を開く。夜になり宴もたけなわとなった頃合で怖い話をする事になり一人が「デッド・メアリー」の話を始める。

蝋燭を手に鏡の前で「デッド・メアリー」と3回唱えると魔女が現れるという。実際に試してみると魔女らしきものが現れたらしく女の一人に憑依する。そして次々と仲間を殺していき殺された人間は魔女に操られるのか蘇って襲って来るのだ。

レビュー
憑依されてからの状況を上手く描写すれば観られる内容になったかも知れないがイライラする程演出が下手なのだ。死に方も蘇り方も中途半端な上誰が憑依されたのか分からない状況なのに恐怖感が全く伝わって来ない。

ラストも「これで終わりか」と盛大に突っ込みを入れてしまった。唯一褒められるのはDVDとしてはかなりの高画質だった事だけだ。

また不思議なのは幹事役のテッドなる人物がなかなか現れず仲間が「テッドは一体どうしたんだ」と何度も言うのだが結局最後まで現れなかった。一体どうしたんだテッドもこの映画も。